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ガーデンセラピーとは
ガーデンセラピーという言葉を初めて聞く方の方が多いのではないでしょうか。
ガーデンセラピーとは「植物を育てる」ことを通して五感を刺激し、
脳を活性化させることで認知症や生活習慣病を予防し、
健康寿命を延ばしQOL(Quality of life)の向上を目指せるセラピーです。
5つの療法
ガーデンセラピーは5つの療法からなる住まい方療法です。
5つの療法とは「芳香療法」「園芸療法」「芸術療法」「食事療法」「森林療法」です。
アロマテラピーや森林療法、園芸療法などは今までも代替療法として
様々な国で取り組まれ研究されてきました。
それらの療法をより身近で生活に取り入れやすくした方法を
「住まい方療法」として提案しています。
ガーデンセラピーという名前からどうしても庭がないとできないのではないか
と思われてしまいますが、実は植物は育てられる環境があればどこでも行えて
今の暮らしの中に取り入れやすいセルフケアとして、おすすめできるセラピーです。
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5つの療法で五感を刺激する
脳が活性化されると記憶力や判断力、集中力など本来の脳の能力が発揮されます。
そのため、認知症リスクが減少すると言われています。
また、セロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質が減少すると人や物への
興味関心がなくなり、イライラや気分の落ち込みが生じやすくなり
睡眠障害やうつ病などを引き起こしてしまいます。
五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)を刺激することで神経伝達物質が増え、
心身共に健康な生活が送れるようになるのです。
ガーデンセラピーでの五感の活用
【例】
視覚:花や植物の色を想像し、育てる
植物の成長過程を観察する
聴覚:風や葉のかすれる音
植物を世話している時に聞こえてくる様々な音を聞いてみる
触覚:草木や花に触り、感触を確かめてみる
土に触れる
味覚:育てたハーブや野菜、花などをティーや料理し味わってみる
嗅覚:花やハーブの香り、土や実の香りを嗅ぐ
この他にも五感を刺激する方法は沢山あります。
まずは「植物を育てることを楽しむ」ことです。
自分が育てた植物の花を愛で、香りを嗅ぎ、触れてみて食べてみる。
植物を観察し、絵を描いたり写真を撮ったりすることも芸術療法の一つの方法です。
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無理なく続けられるセラピーとして
ガーデンセラピーは病気を治すものではありません。
病気になってしまったら、病院に行って治療を受けることをお勧めします。
できるだけ病気にならないように、日々のセルフケアとして「楽しみながら植物を育てる」
ことがガーデンセラピーの基本です。
どんな事をしたらいいのか、5つの療法とともにガーデンセラピーを無理なくつづけられるように
それぞれの療法の簡単な実践方法なども少しづつ紹介していきたいと思っています。