春一番が吹きましたが、まだ寒さも乾燥も続いていますね(^_^;)
前回はホホバオイルをご紹介した植物油~スキンケア編~ですが、
今回はマカデミアナッツオイルをご紹介します。
マカデミアナッツオイルと聞くと美味しそうなイメージがしますよね。
未精製のものは仄かにナッツの香りがするオイルです。
マカデミアナッツオイル
「自然がくれた最高の老化予防薬」と言われているほどこのマカダミアナッツオイルは
年齢を重ねた肌にとっても良いオイルなんです。
主成分はオレイン酸とパルミトレイン酸。
オレイン酸は皮脂の41%をしめる成分で、角質のごわつきを防いだり
乾燥を抑えてシワになりにくくする作用もあります。
そして。。。
パルミトレイン酸は老化によるシワやシミ、肌荒れ対策になくてはならない脂肪酸なんですが
老化とともに減少していきます。
パルミトレイン酸が減少すると、皮膚は弾力性を失い乾燥が進みシワが増えていくなど
乾燥肌や敏感肌など肌トラブルをおこしやすくなってしまうんです(T_T)
マカデミアナッツオイルの特性
- 皮膚組織再生作用
- 瘢痕形成(創傷治癒)作用
マカデミアナッツオイルはオレイン酸が55~67%とパルミトレイン酸18~25%も
含まれているため、年齢を重ねた肌にはとても良い働きをしてくれるオイルです。
マカデミアナッツオイルの保管方法
- 常温で直射日光の当たらない場所で保管
- 開封後は2ヶ月位を目安で使い切る
使い方
ホホバオイルの使い方と同じです。
- 保湿オイルとして
→ お化粧水の後に1滴~2滴を手に取り、顔全体を両手で包むようになじませる
→乾燥がひどい所には顔全体につけたあと、再度重ねてつけてくださいね - ヘアオイルとして
→ タオルドライ後、1滴~3滴手にとり毛先を中心に塗布 - マッサージオイルとして
→精油と混ぜても、そのままでも。足や手、デコルテなどのマッサージに - ネイルケアに
→ロールオンタイプのガラス瓶に入れてれば持ち歩きもできます - ワセリンと混ぜてハンドクリームに
→ワセリンとオイルを3:1の割合でまぜて使用。精油を入れてもOKです。
(オイルの割合を調整してお好みの固さにしてください) - ひげそり後のケアにも
→少量を手のひらで温めた後、肌に押さえるようにしてなじませる
使用上の注意
- ナッツアレルギーの人は注意が必要
私も乾燥が酷かったのでホホバオイルを使っていましたが、試しにマカデミアナッツオイルを
使って見た所、まず肌のガサガサが落ち着き乾燥肌も改善してきましたので
それからはずっとマカデミアナッツオイルです。
70代の母ももともと肌はキレイだったのですが、老化とマスクで乾燥が酷くなり
マカデミアナッツオイルに変えたところすっかり元の肌に戻りました。
体質や肌質によって使用感や合う合わないは違いますので
期待する作用があるオイルをいくつかピックアップしておき、
自分に合うものを探してみてくださいね。